M3GAN

ホラー!ということは知っていて、普段なら絶対見ない部類の映画なのですが、評判が怖さよりも面白さよりだったのと、PG-12だったので、なら……いけるか!?ということで見て来ました。

うううっ……普通~~に怖かったし、なんなら途中耳を軽く塞いでました。でも面白かったのでオッケーです!……いやごめんなさい、続編あっても見られるかどうかはわかんない!!2回目は見ない!!!でもパンフレットは買った!!!!

そんな感じの怖さと面白さでした。上映されている館が少なめ?なのはちょっと残念な部類かも。映画の間口自体は、かなり広い感じを受けましたし「痛み」を想像させるゴア描写はかなり抑えめで、なんならデッドプールの方がよっぽど血みどろでした(そりゃデップーさんはR-18だし……)。なので、PG-12は妥当だしいろんな人に見てみて欲しいな、と思います。怖いのが平気なら……。

私が怖かったポイントとしては、ジャンプスケアというか「わっと驚かす」タイプの驚きと、それが予想されるシーンから実際に「そう」なるまでのタメが長く感じられてつらかったな~、と。あとあれです、犬が酷い目に遭うのがダメな人は厳しいかもしれん?どうかなあ。

M3GAN、すっごい最先端技術をやけくそでぶち込んだ結果生まれた、にんげんとはちょっとズレたひとつの「在り方」として見たらとっても良かったです。ていうか、ジェマの逃避の結果でもあるのかもなー。ジェマ、技術者よりのキャラクタで、それも好きだったところです。

そして、新生命が与えられた目的と手段が、社会と合致しなかったら相容れなくなるよねー。最後あたりの「I have new master……」っていうところと、本当に最後エルシーの端末が光ったところがめちゃ好みで、つまりその……自立した彼女(便宜上)の考えは電脳世界に解き放たれたって言えるんじゃないですかね~。とても良い後味の悪さ、余韻がたっぷりで最高!って感じでした。怖かったけど!!でもそういう映画なんで、これ!!!