陰陽師0

みてきました~。

そもそも何故見る気になったかというと「応天の門」という菅原道真が主人公の平安ミステリマンガが期間限定で公開になっていた時に読みまして。(今は最初の二話無料)

応天の門 - 灰原薬 / 第1話 在原業平少将、門上に小鬼を見る事 一 | くらげバンチ

年代がちょっとだけ近いな~ってなったので……。(安直)

古代日本ファンタジーアクション&実写って、全体的に今まで見たことない風情で良かったです。セットなのかCGなのか、舞台となる平安京のしつらえそのものも、日本であるはずなのに異国にいるような感じを得られたし、狩衣アクションも着崩しも、「服に新しいものと古いものがある」のも良かった。

元の陰陽師シリーズは寡聞にして知らない状態でしたが、何せ「ゼロ」つまり「ここから安倍晴明が始まる──!」というお話だったので、特に違和感なく見られました。なんか、若き晴明さん結構「応天の門」の菅三殿みたいだったな……。「呪い」が本当にあるわけはないのだ……と、舞台装置的ではあるけれど、一応本当に作用する「呪」も少しはある。そして晴明には……最後がっつり実際の世界で大技使っちゃうの、正直ちょっとズルいな~とは思ったのですが、本当に力を持っているからこそ敵が準備したフィールドの中で戦えたんだよな~とも思います。そして、巻き込まれた博雅とよしこ女王の心情も上手く解決してしまう、と。帝は横暴だなあ。古代なのでしゃあないですね。

全体に、予告映像などから勝手に想像してたより面白くて良かったです。CGも良かった、見せ所で惜しんでない感じがして素敵。