少年たちの四季

久々の読書感想文。図書館で借りたけれど、これは人形シリーズと併せて手元に欲しいかも。四本の短・中編を収録。作中に出てくるゲームの描写が明らかにファミコン〜PS、SS時代で、時代の流れを強く感じました。二冊の新書を一冊にしてあるせいか、フォントや行間が一本ごとに少しずつ違うのが不思議な感じ。
子供向けに書かれた話は好きです。子供騙しとかゆるふわファンタジー☆とかでなく、子供のことを考えて書かれている話は、誠実さがどこかにあると感じるからです。ハズレひくと大人向け以上に頭に来るけど。この話は大当たりでした。出来れば手元に置きたいです。
それはそれとして萩原さんが格好良い!講師あたりでその生活が出来るのかどうかはおいといて。元々のジャンプジェイブックス(新書)版には挿絵があるようなので、正直見てみたい。と思って元の版を画像検索してみたら、片方の表紙に見覚えがありました。確かこれ高校生くらいの時に地元で見たな。もう片方はちょっと好きなマンガ家さんが表紙を描かれていたので、元の版もちょっと欲しくなってきました。スペース的には文庫の方が良いのですが……。