Dr.パルナサスの鏡

ちょっと前に映画館のポイントカードを作ったので、一ヶ月に一回何かしら見に行くことに決めました。1月に見たのは表題の映画。続きからネタバレ含む感想など。
怖がりなので、PG-12指定にどうなることかと心配していましたが楽しめました。ちょっと前の現代が舞台?なダークファンタジー。
ファンタジー作品は、ファンタジーを舞台にしたうえで現実に言いたいことがあるからそうしているのだろうと常々感じていますが、この映画の場合は「生きていると選択し続けなくちゃいけなくて、大変だししんどいけど子供とか孫がいたら働けるよ!」って感じ……か……?内容を総括すると不死の人々のじゃれ合いというには周り巻き込み過ぎなゲームの話?どちらにしろ主役はヒースレジャーと友人三人が演ずる彼では無かったのだと言うことにビックリしました。あの額の模様は何だったんだ。アントンは可哀そうだった。彼は何の選択を間違ったのでしょう。「無知で新聞に書いてあることを鵜呑みにするような人間であること」がああいう末路に繋がったのかしら。悪魔側に行った末路じゃないんですよね。後パーシーは結局何だ……?ヴァレンティナは不思議に綺麗な人だなーと思っていたけど、作中では大半がボロを着ているので残念無念。
PG-12的なとこは、多少悪趣味なジョークの部分にあったように感じました。頭がぽーんと吹っ飛ぶとか、警官が下半身に網タイツを履いてラインダンスをしつつ最後に尻を見せるとか。面白かったけど、あの人たちかなり長い部分尻見せポーズで固まってて大変そうだったなあ。
本質的な部分ではありませんが、映画の最後の最後、スタッフロールが完全に終わった後の劇場が暗い段階で妙な音が出たのに驚きました。レイトショーだったから、人を起こすための音とかテストのための音だったのかしら……。
2月はラブリーボーンが気になってます。