プーと大人になった僕【吹替】

原作小説はわりとうろ覚え。ぼんやりと、のおす・ぽーる(北極)という場所に行こうとして、棒(pole)が立っている場所がそこだと勘違いした……みたいな話が記憶に残っている、くらいです。読み返すか。

 この映画を見たかったんですけれども、合う時間が無くて、実は有給を取って見に行きました。いや、有給とかの話が絡んでくるなんて思わないじゃないですかヤダー楽しい!!シチュエーションが合うの超楽しい!!って思いながら見ました。

この映画のプーさんは、映画だからって何かしら特別なことをするわけではなく、わからないなりの状態でできることをしようとする、みたいな部分がなんというか、すごく好ましかったです。ファンタジーがそのまま外に出て、柔らかく着陸する感じが面白くて、じんわりと楽しい映画でした。本当に見て良かった。

クリストファーロビンはもうあの場所の事を忘れないだろうし、仮に忘れるようなことがあっても、娘が覚えているだろう、と。

一点、映画の後はいわゆるディズニーの「アニメ絵のプー」が、プーさんに見えなくなったのはちょっとした誤算でした。それくらいこの映画の、質感が完全にぬいぐるみなプーさんが可愛いんだ……。