この世界の片隅に

みてきましたー。物語の舞台が第二次世界大戦中の広島・呉なので、ちょうどその頃そのあたりにいたと聞いている、もう亡くなった祖父母がみたらどう思ったろうかな……と考えていました。

全体的に観て良かったですので、まだ見ていない方もよろしければ。続きからネタバレ。

 まだ原作未読ですが、すごく読みたいです。元が3巻分とのことで、内容的にはちょこっと駆け足気味だった……のかな……?「人さらい」が結局なんだったのか、とかぼちぼち疑問もありますが、そのへんはファンタジーで処理するとして、こうあの……すごかったです。全体的に。

前半のその人たちがそこにいる感、状況がぼちぼち苦しくなりつつもほんわかとした夫婦の日常から、中盤の無音の悲劇、繰り返される避難、すずさんの顔色!と激昂、そして「16日も、17日も……」の言葉。

あと笑いどころも結構多くて私が好きなのは「靴下3足1,000円なんてことに!」のところ。チュチュアンナじゃないですかやだー。と、憲兵さんのくだり。

全体的な満足感がものすごく高くて、人に薦めたくなるのもわかりますし、是非見に行ってほしい。

けど「私の一番」ではないかな~?とは思っています。今年の映画の豊作っぷりと言ったら半端ないですね……。あとでまとめた感想を書こうと思います。