ハドソン川の奇跡

ちょい前に見てきました~。

本編の見せ方がすごくて「あったこと」をそのままなぞるわけではなく絶妙に時間軸が前後したり、主人公「サリー」機長の悪夢が描写されたりと、起こったこと自体は単純な筋書きのはずが、ぐんぐん引き込まれました。で、最後のオチ!

上映最終週だったせいか、わりに人が入っていまして、劇場の中でも少し笑いが起きていた……と感じましたし私は声出して笑っちゃいました。

あとスタッフロールがすごく面白かった。まだ10年も経過していない出来事のためか、いろいろな役に「HIMSELF」や「HERSELF」とクレジットされていて、その割合がかなり大きかったのです。

あとスタッフロールには「本当のサリー」が映されまして、いやなんていうか、本編との切り替えの時に一瞬「ん!?」と、違和感とも納得感ともつかない不思議な感覚に陥りました。機長だ、とすぐ分かったけど顔が違う!みたいな。

というかすぐわかるのもおかしくて、別に顔が似ているわけではなくて、たたずまい的なものが似ているというか……。

全体に面白かったです。インビクタスの時にもこの映画にも、登場人物を尊敬するというか尊重するというか、そのような感じの目線が感じられたように思いました。