図書館戦争

ちょっと前に見てきました。映画館のサービスポイントが、新システムに切り替えのため一旦リセットされる予定で残念無念。8月末までにあと3本は観たいな。何がいいかな。続きからは内容について。
いやー、よく考えたら、邦画で、現代日本(っぽいところ)で、日本人同士が銃火器で大勢人数で集団戦する実写映画って、あんまないんじゃないかしら!その画面的な斬新さだけでも見に行ったかいがありました。ドンパチの比率はかなり高い感じで、火薬の量多め。
反面、図書館的な仕事が書籍の出納オンリー……で……レ、レファレンス!とか思ったり……も……。
まあいいんですが。堂上さんはかなりパーフェクトに堂上さんでした。アクションも素敵。
最後の戦闘シーンというか格闘シーンでは、郁がスカート姿とはいえ二人がかりであの感じだとちょっと……とか、小牧の恋人がいなかったので、小牧の影が薄すぎて途中までいないかと勘違いしてた(あとあの戦闘シーンの悪ふざけはどうか)とか、警察の人も原作では何かしてたような気がするけど出てきただけ……とか、まあ細かく気になる点もありますが、火薬の量と堂上の再限度で全部吹っ飛びました。
良かったところでは、オープニングの良化法成立や年号「正化」に至るまでの流れが、きちんと昭和の画像風に加工されていたところ(しかもかなりの量用意してあった)と、堂上全般と、手塚がきちっとイケメンだったところ(腰がびっくりするくらい細かった)と、あまり出番は多くないけど、良化委員会側の隊長さんが良い声してたなー。役人声とでもいいますか、すごく役にはまっている感じの声でした。
あとは稲嶺さんが亡くなっちゃっていたけれど、これはなんというか……仕方ないな。写真での登場で少ししんみり。仁科さんは役割的にほぼ稲嶺さんなんですが、良い感じに映画のキャラになっていたのではないかと思います。
……存外長くなってしまいました。面白かったですよ!