シャーロックホームズ

面白いアクション映画でした!続きから話の内容とはあまり関係ない部分ばかりの感想。ネタバレもしてます。
「ほほう、こういうホームズか」とうならされる、既存のホームズ像からは一線を画すオープニングが素敵でした。
とはいえ、まったくかけ離れているわけでもなく「すぐれた観察眼」で弱点を見抜き、効果的な攻撃方法を「すばやく判断」し、結果までを「正確に推理」し、実際に行動にうつせるホームズ、というのが明確に打ち出されている良いイントロでありました。うん、かっこでくくった部分はかけ離れてはいない……はず。超スピードアクションを前もってスロープレイしておく、というのも分かりやすくて面白かった。
本編では生活能力がない奇人なのは(多少ワトソンへの依存度が高いような気もしましたが)、確かにそのとおりだなーとか、見ているとだんだん主演の方が阿部寛さんに見えてくる、とか。
そういえば、登場人物の服がおおむね格好良かったです。アイリーン・アドラーの外套とか着物っぽいガウン?とかブラックウッド卿の服とかその辺を歩いてるヤードの制服らしきコートまで素敵。
ぱっと意味のつかめなかったシーンが2・3箇所あったのが残念と言えば残念なところ。あの、青空留置場の意味とか、拳闘場で闘ってる理由とか(賞金稼ぎ?)、アイリーンがなんでわざわざあそこまで逃げるのかとか(野暮なツッコミ)。吹き替え版の方が良かったかなあ。さすがに二回目まで見る気にはなれませんが、見て良かったです。
次はアリスかなあ……。初3D映画になるかも。