夏の終る日

表題の仁木悦子さんの短編集を借りて読んだので感想を。
実家にあった「猫は知っていた」で多分小・中学生くらいの時分に仁木さんを知りました。今まであまり著作を探して読むことをしていなかったけれど、市民図書館にはちょこちょこあるようなので、今度から少しずつ借りていこうと思います。以下メモ。
仁木さんの作品は、一言で言うと「セピア色のミステリー群」。なにせポケベルすら無い時代のお話。小中学生、せめて高校生の時に全部読んでおくべきだったかも!今となっては想像しながら読まないとしっくりこないので大変です。個人的には「昭和の宮部みゆき」。順番的には逆ですがー。
三影潤の登場する作品は初めて読みました……多分(あやふや)。思ったより話の先を読みやすく感じたけれど、それは私が他にいろいろな作品を読んだからかも?
そういう意味でももっと早く読んでいれば良かったなあ。